冷え
原因
血行の流れが悪い(筋肉の衰え)
こりなど筋肉が収縮していると心臓に血液を送り出すポンプの役目をしている血行が悪くなり、十分な酸素や栄養素を末端にまで行き渡らせる事が出来なくなります。食べ過ぎ
動物性の食品や甘いもの、また、果物、生野菜、食品添加物の多く入ったものなどは、身体を「冷やす」ため、あまり、とらない方がいいです。そして、これ以上に食事について気をつけなければいけないことは“食べ過ぎをしない”ということです。
どんなによい食べ物であっても、身体にとって必要以上の量は負担(毒素)になってしまいます。この毒が内臓や血管などの壁に溜り、その結果血液の循環は悪くなり、「冷え」で血管が縮んだ時と同じ状態になってしまいます。
感情の乱れ(自律神経)
不規則な生活やストレスでなどにより体を活発に動かす交感神経と体をリラックスする副交感神経のバランスが崩れてしまう。環境の冷え
1.冷蔵庫などによっていつでも冷たい飲食物がある。2.自動車の普及による運動不足で筋力が低下し血液が循環しない。
3.女性はスカート等で下半身を冷やしやすい。
対策
頭寒足熱
冷えている足もとを温かくし、ほてっている上半身は涼しくしていくと、身体全体が暖まってきます。半身浴
効果ある入浴法の基本は、いつも胸から下だけをお湯につけるようにするということです。腕もつけてはいけません。
そして、体温よりも少し高い程度の、37〜38℃のお湯に20〜30分ゆっくりと入っているのです。
するとだんだん身体の芯から温まってきて、汗がでてきます。この方法だと湯冷めはしません。
慣れない人は、初めは上半身が寒いような気がしますが、まずはがまんしてしばらくつかっていてください。
時々20〜30秒間だけ肩までつかるのはさしつかえありません。そのうち確実に、体の芯から温まって気持ちよくなってきます。
必要ならば風呂場用のイスなどを湯船に入れておけば、胸から上を出したままの姿勢を楽に保つことができます。